专利摘要:
本願の光学デバイスは、第1の側面及び第2の側面を有する第1のフィルム(200)を有する。第1の側面で光(204)によって照射されたとき、第1のフィルムは、第1の割合の広く拡散した透過光(206)、及び第2の割合の狭く拡散した透過光(208)によって特徴付けられる。第2のフィルム(202)は、第1のフィルムの第2の側面に配置される。第2のフィルムは、光を変向する少なくとも1つの自由表面を有する。いくつかの実施形態では、第1のフィルムは0.5〜3の散漫散乱光学密度を有する。このデバイスは、液晶ディスプレイなどのディスプレイでのバックライトにおいて光を広げ、光を均一にすることに用途を見出す。A
公开号:JP2011512561A
申请号:JP2010546917
申请日:2009-02-13
公开日:2011-04-21
发明作者:ジェイ. エヅコーン,スティーブン;エー. エプステイン,ケネス;ジー. ケーテ,ブライアン;ディー. ゲールセン,マーク;ダブリュ. ネルソン,エリック
申请人:スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー;
IPC主号:G02B5-02
专利说明:

[0001] (関連出願の相互参照)
本願は、参照により開示内容全体が本明細書内に組み込まれる、2008年2月15日に出願された米国特許仮出願第61/029071号に関する優先権を主張するものである。]
[0002] (発明の分野)
本発明は、光学ディスプレイに関し、より具体的には、LCDモニター及びLCDテレビに利用することができるような、後方から光源によって直接的に照射される液晶ディスプレイ(LCD)に関する。]
背景技術

[0003] 一部のディスプレイシステム、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)は後方から照射される。かかるディスプレイは、ラップトップコンピュータ、手持ち式の計算機、デジタル時計、テレビ等、多数のデバイスにおいて広範な用途がある。一部のバックライトディスプレイは、ディスプレイの側面に位置する光源に加えて、光源からの光をディスプレイパネルの背面に導くように配置された光ガイドを備える。例えば、一部のLCDモニター及びLCDテレビ(LCD−TV)等、その他のバックライトディスプレイは、ディスプレイパネルの後方に配置されたいくつかの光源を使用して、後方から直接照射される。この後者(背後からの直接照明)の構成が、より大型のディスプレイに伴ってますます一般的となっているのは、一定のレベルのディスプレイの輝度を達成するのに必要な光パワーへの要求は、ディスプレイサイズの面の大きさに伴って増加するが、ディスプレイの一辺の側面に沿って光源を配置するための利用可能な空間は、ディスプレイのサイズに伴って直線的にのみ増加するためである。更に、LCD−TV等の一部のディスプレイ用途では、ディスプレイは、その他の用途よりも遠い距離から見るのに十分な輝度を必要とする。更に、LCD−TVの視野角への要求は、一般的に、LCDモニターや手持ち式のデバイスへの要求とは異なる。]
[0004] 多くのLCDモニター及びLCD−TVは、多数の冷陰極蛍光灯(cold cathode fluorescent lamps:CCFL)によって後方から照射される。これら光源は直線的であり、ディスプレイの幅一杯にわたって伸延しており、結果としてディスプレイの後ろが、黒い部分で分けられた一連の明るい細長いストライプで照射される。かかる照射プロファイルは望ましいものではないので、典型的には、拡散プレートが使用されてLCDデバイスの後ろで照射プロファイルを平坦にする。拡散プレートは、一般的に、ランプとLCDパネルとの間の他の光管理要素と比べて比較的厚く、かつ重い。]
[0005] 拡散体反射体は、視聴者に光を向けるようにランプの後方で使用され、ランプは反射体と拡散体との間に配置される。拡散反射体と拡散体との間の離隔距離は、拡散体から放射される光の望ましい輝度の均一性によって制限される。離隔距離が小さすぎると、照射の均一性が低下するので、視聴者が見る画像の品質を損なう。これは、光がランプの間で均一に広がるための空間が不十分なために発生する。]
発明が解決しようとする課題

[0006] ランプとLCDパネルとの間に配置された重い拡散プレートへの依存を低減する必要性は依然として残っている。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明の一実施形態は、第1の側面及び第2の側面を有する第1のフィルムを有する光学デバイスを対象とする。第1の側面で光によって照射されたとき、第1のフィルムは、第1の割合の広く拡散した透過光及び第2の割合の狭く拡散した透過光によって特徴付けられる。第2のフィルムは、第1のフィルムの第2の側面に配置される。第2のフィルムは、光を変向(divert)する少なくとも1つの自由表面を有する。]
[0008] 本発明の別の実施形態は、第1の側面及び第2の側面を有する第1のフィルムを有する光学デバイスを対象とする。第1のフィルムは、0.5〜3の散漫散乱光学密度も有する。第2のフィルムは、第1のフィルムを透過した光を変向する、少なくとも1つの自由光変向表面と共に、第1のフィルムの第1の側面に近接して配置される。]
[0009] 本発明の別の実施形態は、入力光によって照射されるとき、第1の広い拡散の割合及び第2の狭い拡散の割合を形成することによって、光を拡散するための光拡散手段を含む光学デバイスを対象とする。第1の光変向手段は、光拡散手段を透過した光の少なくとも一部分を変向する。]
[0010] 本発明の上記の概要は、本発明の各図示の実施形態又は全ての実施を説明しようとするものではない。下記の図面及び発明を実施するための形態は、これらの実施形態を更に詳しく例示する。]
図面の簡単な説明

[0011] 添付の図面と共に以下の本発明の様々な実施形態の詳細な説明を検討することで、本発明はより完全に理解され得る。
本発明の原理によるパンチスルー拡散体を使用するバックライト液晶ディスプレイ装置を概略的に示す図。
パンチスルー拡散体及び光変向フィルムの動作を概略的に示す図。
パンチスルー拡散体を通過後の光の角度依存性輝度プロファイルを概略的に示す図。
いくつかの異なるタイプの拡散体を通過した後の光の測定された角度依存性輝度プロファイル。
本発明の原理によるパンチスルー拡散体の異なる実施形態を概略的に示す図。
本発明の原理によるパンチスルー拡散体の異なる実施形態を概略的に示す図。
本発明の原理によるパンチスルー拡散体の異なる実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態で使用可能な光変向層の様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態で使用可能な光変向層の様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態で使用可能な光変向層の様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態で使用可能な光変向層の様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態で使用可能な光変向層の様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態に使用可能な二次元の光変向層の実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態に使用可能な向上した均一性フィルムの様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態に使用可能な向上した均一性フィルムの様々な実施形態を概略的に示す図。
本発明の実施形態に使用可能な向上した均一性フィルムの様々な実施形態を概略的に示す図。
光管理フィルムの様々な組み合わせに対する2つのランプの上で測定された輝度を示す図。
数値例1に使用されたモデルを概略的に示す図。
散乱パラメータUポリの様々な値に対する数値例1の輝度対位置のグラフ。
散乱パラメータUポリの様々な値に対する数値例1の輝度均一性対バックライト空洞深さのグラフ。
数値例2に使用されたモデルを概略的に示す図。
散乱パラメータUポリの様々な値に対する数値例2の輝度均一性対バックライト空洞深さのグラフ。
数値例3に使用されたモデルを概略的に示す図。
数値例3に使用されたEUFの様々な形状を示すグラフ。
EUFの様々な形状に関する数値例3の輝度均一性対バックライト空洞深さのグラフ。
数値例4に使用されたモデルを概略的に示す図。
数値例4に使用された二次元の光変向フィルムの実施形態を概略的に示す図。
様々な値の散乱パラメータUポリに対する数値例4のための輝度均一性対バックライト空洞深さのグラフ。]
[0012] 本発明は種々の修正及び代替の形態に容易に応じるが、その細部は一例として図面に示しており、また詳しく説明することにする。しかしながら、その意図は、記載された特定の実施形態に本発明を限定することにないことを理解するべきである。一方、添付の特許請求の範囲により規定されるように、本発明の趣旨及び範囲内にある全ての変更、等価物、及び代替物を網羅しようとするものである。]
[0013] 本発明は、液晶ディスプレイ(LCD又はLCディスプレイ)等のディスプレイパネルに適用可能であり、特に、例えば、LCDモニター及びLCDテレビ(LCD−TV)に使用されるような、後方から直接照射されるLCDに適用可能である。更に特定すると、本発明は、LCディスプレイを照射するための直接照明型バックライトによって生成される光の管理に関する。光管理フィルムの配列は、典型的に、バックライトとディスプレイパネル自体との間に配置される。一緒にラミネートされてもよく、又は自立型であってもよい光管理フィルムの配列は、拡散層、及び光を変向する自由表面を有する少なくとも1つの他のフィルムを含む。]
[0014] 図1は、直接照明式ディスプレイ装置100の代表的実施形態の概略分解図である。かかるディスプレイ装置100は、例えばLCDモニター又はLCD−TVで使用することができる。ディスプレイ装置100は、LCパネル102の使用に基づくことができるが、パネルプレート106の間に配置されたLC層104を典型的に備える。プレート106はガラスから形成されることが多く、LC層104内の液晶の配向を制御するために、プレート106の内部表面に電極構造体及びアラインメント層を含み得る。電極構造体は、LCパネル画素、液晶の配向が隣接した領域から独立して制御されるLC層の領域を規定するために、一般に配置される。また、表示される画像に色を付与するために、カラーフィルタが、プレート106のうちの1つ以上に備えられてもよい。] 図1
[0015] 上方の吸収偏光子108は、LC層104の上に配置され、下方の吸収偏光子110はLC層104の下に配置される。例示された実施形態では、上方及び下方の吸収偏光子がLCパネル102の外側に位置している。吸収偏光子108、110、及びLCパネル102は、バックライト112からディスプレイ100を通って視聴者に達する光の透過を共同で制御する。例えば、吸収偏光子108、110は、透過軸に垂直に配置することができる。非駆動状態では、LC層104の画素は、そこを通過する光の偏光を変更しなくてもよい。したがって、下方の吸収偏光子110を通過する光は、上方の吸収偏光子108によって吸収される。一方、画素が駆動される際、通過する光の偏光は回転し、それにより、下方の吸収偏光子110を透過した少なくともいくらかの光も上方の吸収偏光子108を透過する。例えば、コントローラ114による、LC層104の異なる画素の選択的駆動により、結果的に光が特定の望ましい場所においてディスプレイから通過し、このため、視聴者により見られる画像を形成する。コントローラには、例えば、コンピュータ又はテレビ画像を受信し、表示するテレビ用コントローラを挙げることができる。所望による1つ以上の層109が、例えば機械的保護及び/又は環境保護をディスプレイ表面にもたらすために、上方の吸収偏光子108の上に設けられてもよい。例示的な一実施形態において、層109は、吸収偏光子108の上にハードコートを有してもよい。]
[0016] あるタイプのLCディスプレイが、上述したものとは異なる方式で動作し得ることは理解されよう。例えば、吸収偏光子は平行に整列されてもよく、またLCパネルは非活性化状態にあるときに光の偏光状態を回転させてもよい。それにもかかわらず、そのようなディスプレイの基本的な構造は、上述の構造と依然として類似している。]
[0017] バックライト112は、LCパネル102を照射する光を生成する多くの光源116を含む。LCD−TV又はLCDモニターに使用される光源116は、ディスプレイ装置100の高さに沿って延びる直線的な冷陰極蛍光管であることが多い。しかしながら、フィラメント又はアークランプ、発光ダイオード(LED)、薄型蛍光パネル、又は外部蛍光灯のような、他の種類の光源を使用してもよい。光源を列挙したが、これは、限定又は包括を意図したものではなく、単に例示を意図したものである。]
[0018] バックライト112は、LCパネル102から離れた方向に、光源116から下向きに伝搬する光を反射する反射体118を含んでもよい。反射体118は、また下記に説明するように、ディスプレイ装置100内の再循環する光にも有用である場合がある。反射体118は、鏡面反射体であってもよく、又は拡散反射体であってもよい。反射体118として使用され得る鏡面反射体の一例が、St.Paul,Minnesotaの3M Companyから入手可能なフィルムVikuiti(登録商標)である鏡面反射性向上(Enhanced Specular Reflection)のフィルムである。好適な拡散反射体の例としては、二酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウムなどの拡散して反射する粒子が充填されたPET、PC、PP、PSなどのポリマーが挙げられる。微多孔性材料及びフィブリル含有材料を含めた拡散反射体の他の例が、参照によって本明細書に組み込まれる共同出願の米国特許出願公開第2003/0118805(A1)号において論じられている。]
[0019] 光管理フィルムの構成120は、光管理ユニットとも呼ぶこともでき、バックライト112とLCパネル102との間に配置される。光管理フィルムは、ディスプレイ装置100の動作を向上させるためにバックライト112から伝搬する光に作用する。光管理ユニット120は、以下で更に記載されているパンチスルー拡散層122を含む。]
[0020] 光管理ユニット120はまた、反射偏光子124も含むことができる。光源116は、通常、非偏光子を作り出すが、下方の吸収偏光子110は、単一の偏光状態でのみ伝達し、それにより光源116により生み出された約半分の光は、LC層104まで伝達されない。しかしながら、反射偏光子124は、そうでなければ下方の吸収偏光子に吸収される光を反射するために使用されてもよく、それにより、この光は、反射偏光子124と反射体118との間の反射によって再循環されてもよい。反射偏光子124により反射された少なくともいくらかの光は、極性をなくすこともあり、その後、反射偏光子124及び下方の吸収偏光子110を介してLC層104に伝達される偏光状態の反射偏光子124に戻される。このように、反射偏光子124は、光源116から放射されLC層104に達する光の割合を増大させるために使用でき、それによりディスプレイ装置100によって作られる画像はより明るくなる。]
[0021] 任意の好適なタイプの反射偏光子が使用されてよく、例えば、多層光学フィルム(MOF)反射偏光子、それと連続/分散相偏光子、ワイヤグリッド反射偏光子又はコレステリック反射偏光子などの拡散反射偏光フィルム(DRPF)が使用されてもよい。]
[0022] MOF及び連続/分散相反射型偏光子はどちらも、少なくとも2種類の材料、通常は高分子材料の間における屈折率の相違を利用して、1つの偏光状態の光を選択的に反射し、一方で直交偏光状態にある光を透過させる。MOF反射型偏光子のいくつかの例が、参照によって本明細書に組み込まれる共同所有の米国特許第5,882,774号に記載されている。商業的に入手可能なMOF反射型偏光子の例には、St.Paul,Minnesotaの3M Companyから入手可能な、拡散表面を含むVikuiti(登録商標)のDBEF−D200及びDBEF−D440多層反射型偏光子が挙げられる。]
[0023] 本発明に関連して有用なDRPFの例には、参照によって本明細書に組み込まれる共同所有の米国特許第5,825,543号に記載されている連続/分散相反射型偏光子、そして例えば、同様に参照によって本明細書に組み込まれる共同所有の米国特許第5,867,316号に記載されている拡散反射多層偏光子が挙げられる。他の好適なタイプのDRPFが、米国特許第5,751,388号に記載されている。]
[0024] 本発明に関連して有用なワイヤグリッド偏光子の例には、米国特許第6,122,103号に記載のものが挙げられる。ワイヤグリッド偏光子は、特にOrem,UtahのMoxtek Inc.から市販されている。]
[0025] 本発明に関連して有用なコレステリック偏光子のいくつかの例には、例えば米国特許第5,793,456号、及び米国特許公開第2002/0159019号に記載のものが挙げられる。コレステリック偏光子は、しばしば、コレステリック偏光子で伝達される光が直線偏光に変換されるように、出力側の四分の一波長遅延層(quarter wave retarding layer)と共に提供される。]
[0026] 一部の実施形態では、反射偏光子124は、例えば、バックライト112に面する拡散面によって、拡散をもたらすことができる。その他の実施形態では、反射偏光子124は、反射偏光子124を通過する光の利得を高める輝度向上面を備えることができる。例えば、反射偏光子124の上面は、プリズム状の輝度向上面を又はコリメーティングビード含有(collimating beaded)拡散面を設けることが可能である。輝度向上面は、以下で詳細に説明する。一実施形態において、反射偏光子は、拡散面又は拡散体などの拡散機能を、バックライト112に面する側に、及びプリズム状の表面又はコリメートされたビード含有拡散面などの輝度を向上する機能を、LCパネル102に面する側に設けることが可能である。]
[0027] いくつかの例示の実施形態では、偏光制御層126は、例えばパンチスルー拡散層122と反射偏光子124との間に設けられていてもよい。偏光制御層126の例は、四分の一波長遅延層及び液晶偏光回転層等の偏光回転層を含む。偏光制御層126は、再利用される光の増加分が反射偏光子124を介して伝達されるように、反射偏光子124から反射される偏光を変更させるために使用することができる。]
[0028] 光管理ユニット120は、輝度向上層128aも含んでもよい。輝度向上層は、軸外光をディスプレイの軸132に、より近い方向へと向け直す表面構造体を含むことができる。これは、LC層104を通じて軸線上を伝搬する光の量を増加させ、したがって、視聴者が見る画像の輝度を向上させる。一例が、屈折と反射によって照射光を向け直す多数のプリズム状隆起部を有する、プリズム状の輝度向上層である。ディスプレイ装置において使用され得るプリズム状の輝度向上層の例には、BEFII 90/24、BEFII 90/50、BEFIIIM90/50、及びBEFIIITを含めて、St.Paul,Minnesotaの3M Companyから入手可能な、プリズム状フィルムのVikuiti(登録商標)のBEFII及びBEFIIIシリーズが挙げられる。]
[0029] プリズム状の輝度向上層は典型的に、光の角度範囲を一次元に圧縮することによって光学利得をもたらす。第2の輝度向上層128bも、光管理層の構成120に含まれ得、プリズム型輝度向上層は、第1の輝度向上層128aのプリズム構造と直交するように配向されたプリズム構造で配列される。かかる構成は、光の角度範囲を二次元に圧縮することにより、ディスプレイユニットの光学利得の増加をもたらす。図示の実施形態において、輝度向上層128a、128bは、バックライト112と反射偏光子124との間に配置されている。その他の実施形態では、輝度向上層128a及び128bは、反射偏光子124とLCパネル102との間に配置されてもよい。]
[0030] 光管理ユニットの異なる層は自立型にすることができる。他の実施形態では、例えば、共有の、参照によって本明細書に組み込まれる米国特許出願番号第10/966,610号に論じられるように、光管理ユニット中の2つ以上の層が共にラミネートされていてもよい。他の例示的な実施形態では、例えば、参照により本明細書に組み込まれる共同出願の米国特許出願番号第10/965,937号に記載されているように、光管理ユニットは、空隙で分離された2つの半組立体を含んでもよい。]
[0031] 従来、光源116と拡散層122との間の間隔、隣接する光源116の間の間隔、及び拡散透過率は、照射の輝度及び均一性のある値に対して、ディスプレイを設計する場合に考慮される有意な因子である。一般に、強力な拡散体、すなわち、より高い割合の入射光を拡散する拡散体は均一性を向上させるが、拡散レベルが高いと強い逆拡散を伴い、損失が同時に増加するため、結果として輝度を低下させることにもなる。]
[0032] 正常な拡散条件の下では、画面全体で見られる輝度の変化は、光源の上部の位置で最高の輝度、及び光源の間の位置で最低の輝度によって特徴付けられる。均一性向上フィルム(EUF)130は、ディスプレイパネル102の照明の非均一性を低減するために、光源116とディフューザ層122との間に位置付けることができる。EUF 130のいずれかの面、すなわち、光源116の方に向く側面、及びディスプレイパネル102の方に向く側面は、光変向表面であってもよい。光変向表面は、照明の非均一性を低減する方式で、EUF 130の片側からもう片側へ通過する光を反射的に変向する、多数の光変向要素によって形成される。光変向要素は、EUF 130の平面に平行ではないEUF表面の一部を備える。EUFの様々な実施形態は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願番号第11/129,942号、同第11/560,260号、同第11/560,234号、同第11/560,271号、及び同第11/560,250号、並びにPCT出願第US2007/084645号に更に記載されている。]
[0033] パンチスルー拡散体200の1つの代表的な実施形態を、光を変向する自由表面210を有する第2のフィルム202と共に図2Aにおいて概略的に示す。パンチスルー拡散体は、広い拡散特性を備える第1の割合の入射光を拡散する拡散要素である。残りの割合は拡散されないか、又は狭く拡散されるかのいずれかである。これは、パンチスルー拡散体200への入射の光線204を示す図2Aに概略的に表されている。透過光は広く拡散されているか(実線の光線206)、又は狭く拡散されている(点線の光線208)。] 図2A
[0034] 概略の極性プロットが図2Bに示されており、これは極角θの関数として透過光の照度を示す。照度プロットは、2つの構成要素から形成されている。第1の構成要素220は、広い拡散パターンである。第1の構成要素220のピークの高さは、I10である。半分の高さ、第1の構成要素の全幅、すなわち、最大高さの半分での2つの点の間の幅は、s1である。第2の構成要素222は、狭い拡散パターンである。第2の構成要素のピークの高さは、I20である。第1の構成要素の半分の高さ、全幅、すなわち、最大高さの半分での2つの点の間の幅は、s2である。第2の構成要素222の、この高さ、I20は、第1の構成要素220がない場合の第2の構成要素の高さであるということに注意されたい。このパンチスルー拡散体の作用は、ディスプレイで使用される従来の拡散体(1つの拡散された構成要素のみを伝達する)と対照的である。比s1/s2は、3より大きくてもよく、5より大きくてもよく、いくつかの実施形態では10より大きくてもよい。限定として意図されるものではないが、いくつかの実施形態では、例えば、ワット単位で測定したとき、第1の構成要素での光学パワーの割合は、第2の構成要素での光学パワーの1〜10倍であってもよいが、様々な構成要素での相対パワーは、この範囲外であってもよい。他の実施形態では、第1の構成要素での光学パワーの割合は、第2の構成要素での光学パワーの1〜3倍であってもよい。] 図2B
[0035] 図2Cは、拡散体の様々な実施形態のための極角に対して測定された輝度の実験測定値を示す。各ケースにおいて、拡散フィルムは、白色光のコリメートされたビームで照射された。コノスコープを使用して、輝度の極角依存性を測定した。輝度は対数目盛で表されているということに注意されたい。] 図2C
[0036] 実験で使用された様々な拡散体は、以下で表Iに記載されている。]
[0037] ]
[0038] 市販の拡散体は、Sonyから入手した2.0mmの拡散プレートKDL−40XBR4 TVだった。透過率85%の拡散体プレートは、Astra Products,Inc.,Baldwin NYから入手した2mmの厚さのDR−85C CLAREX(登録商標)のDR−IIIC光拡散フィルタープレートだった。]
[0039] パンチスルー拡散体1及び2(曲線236及び238)は、125μm(0.005”)milPETを、異なる充填剤含有の25μmの厚さのUV硬化性ポリマー配合物でコーティングすることによって作製した。パンチスルー拡散体は、6mmのポリスチレンのビードと二酸化チタンの粒子との混合物を含んだ。この配合は、所望の量の直接光透過率で、前方及び後方散乱の組み合わせをもたらす。二酸化チタンの粒子と紫外線硬化性ポリマーとの間の屈折率の差は、紫外線硬化性ポリマーとポリスチレンのビードとの間の屈折率の差よりも、著しく大きかった。したがって、二酸化チタンのビードは広い拡散となり、その一方で、ポリスチレンのビードは狭い拡散となった。より高いレベルの二酸化チタンを使用した場合、透過率は低下し、より高い割合の光が後方に拡散される。より高いレベルのポリスチレンのビードが使用される場合、透過した拡散パターンはガウス分布に変わる。しかしながら、2つの異なる構成要素の組み合わせは、所望される2つの割合(two-fraction)の拡散特性をもたらすように調製されてもよい。]
[0040] ガウス拡散体(曲線232)は、パンチスルー拡散体と同じプロセスを使用して作製されたが、二酸化チタンの粒子は除外され、ポリスチレンのビードの量は、パンチスルー拡散体の量よりも多かった。パンチスルー拡散体、PTD1(曲線236)及びPTD2(曲線238)、並びにガウス拡散体のポリマー配合物は、表IIに要約されている。この表は、配合物の各構成成分に対して重量%を記載する。]
[0041] ]
[0042] PH6010は、Cincinnati,OhioのCognis Corp.によって供給される脂肪族ウレタンアクリレートオリゴマーである。SR9003は、Exton PAのSartomer Company Inc.によって供給されるグリコールジアクリレートモノマーである。SR833は、Sartomer Company Incによって供給されるジメタノールジアクリレートである。SBX−6は、Tokyo,JapanのSekisui Plastics Co.Ltd.によって供給されるポリスチレンのビードである。9W162白は、ネオペンチルグリコールジアクリレート中に分散された70%の二酸化チタンであり、Doylestown,PennsylvaniaのPenn colorから入手可能である。Dowanol PMは、溶媒として使用されているグリコールエーテルであり、MidlandMIのDow Chemicalによって製造されている。Darcure 4265は、Tarrytown,NYのCiba Specialty Chemicalsによって製造されている光開始剤である。]
[0043] パンチスルー拡散体の、この2つの割合の作用は、図2Cにおいて明確に確認され、広い拡散割合は狭い拡散の割合によって重ね合わされている。] 図2C
[0044] 第2のフィルム202を通過する拡散した光は、第2のフィルム202の自由表面210によって変向されることがある。用語「変向された」は、フィルムに入る直前の光線の伝搬の方向が、フィルムを出たばかりの光線の方向と異なるということを意味する。一部の光、光線212などは、例えば、平面でない表面での屈折によって透過可能に変向される。光線212は、20°以上の角度にわたって変向されてもよい。光の他の部分、例えば、軸上にあるところにより近い光線214は、表面210によって完全に内面的に反射されてもよい。光を変向する自由表面を有するフィルムの一例は、輝度向上フィルム、例えば、St.Paul,Minnesotaの3M Companyによって販売されるBEF、BEFII及びBEFIIIである。いくつかの実施形態では、表面210は、パンチスルー拡散体200を透過した光(実質的に軸上の入射光)の50%超を、パンチスルー拡散体200の方へ戻る方向で反射することができる。いくつかの実施形態では、光変向表面210は、軸を中心とする幅s2の角度の円錐の範囲内の入射である光の50%超を反射する。]
[0045] パンチスルー拡散体300の一実施形態が、図3Aに概略的に示されている。パンチスルー拡散体300のこの実施形態は、図2Cに関して上記の例に記載されているとおりであり、粒子302の第1のセット及び粒子304の第2のセットは、透明層306内に組み込まれている。粒子302の第1のセットは、第1の割合の光を広く拡散し、その一方で、粒子304の第2のセットは、第2の割合の光を狭く拡散する。典型的に、粒子302の第1のセットと透明層306との間の屈折率の差は、粒子304の第2のセットと透明層306との間の屈折率の差よりも大きい。粒子の第1のセットの好適な材料の例には、屈折率の高いガラス、例えば、鉛高含有量ガラス、二酸化チタン、酸化インジウムスズ、及び他の金属酸化物が挙げられる。粒子302の密度及び寸法は、所望の広い拡散特性に対して選択される。粒子302はまた、拡散体フィルム300内に空洞も含んでもよく、これはまた比較的強い屈折率の差をもたらす。粒子304の第2のセットに好適な材料の例には、ポリマー、例えば、ポリスチレン、ポリエステル、アクリル、フッ素化ポリマー、屈折率が低いガラス、例えば、シリカが挙げられる。] 図2C 図3A
[0046] パンチスルー拡散体310の別の実施形態が図3Bに概略的に示されており、拡散粒子312の第1のセットは透明層316内に含まれている。透明層316の表面314の1つ以上は、表面314を通過する光を拡散するように粗い。拡散表面314は狭い拡散特性に関連しており、その一方で、粒子312の第1のセットは、広い拡散特性と関連している。拡散表面は、例えば摩耗を介して粗面化されてもよく、又はその屈折率がポリマーフィルムの屈折率に近い粒子のビードコーティングによって形成されてもよい。] 図3B
[0047] パンチスルー拡散体320の別の実施形態は図3Cに概略的に示されており、拡散粒子322の第1のセットは透明層326内に含まれている。この場合には、拡散粒子322の第1のセットは、広い拡散特性に関連しており、その一方で、同時に、第2の割合の入射光が、実質的に拡散されずに通過することを可能にする。このような場合には、第2の割合での光の拡散角度は、拡散体320へ入射する光の角度の広がりに等しい。] 図3C
[0048] コリメートされた入射光ビームの場合、拡散体の散乱光学密度(OD)に関して、ビーム減衰を定義することができる。ビーム減衰Aは、散乱せずに拡散体を通過する入射ビーム強度Io、すなわち、入射ビームコリメーション錐体に閉じ込められた残りの光の割合である。したがって、透過光ビーム、Iの強度は以下の式によって与えられる。]
[0049] I=AIo、及び
OD=Log(1/A)
ビーム減衰Aは、以下のように表すことができる。]
[0050] A=e−x/L
式中、xは拡散体の厚さであり、Lは散乱部位間の平均自由行程である。このように、光学密度、ODは拡散体の厚さ、及び拡散媒体での光学平均自由行程に関連している。]
[0051] OD=0.434(x/L)
以下に使用されているHenyey Greensteinの体積拡散モデルでは、係数u=1/L及びGは、散乱長さの確率分布及び入射方向に対する散乱角度の確率分布を決めるパラメータである。光線跡のソフトウェアは、確率分布による3次元の仮想空間で伝搬する光線によって拡散モデルをシミュレートする。いくつかの実施形態では、パンチスルー拡散体は、0.5〜3の散乱光学密度を有する。]
[0052] 輝度向上フィルムは、フィルムを通過する光を変向する自由表面を含むフィルムの例である。パンチスルー拡散体と共に使用するのに好適である輝度向上フィルムの例は、リブのあるプリズム状フィルム400であり、その第1の実施形態は、図4Aに概略的に断面で示されている。この実施形態では、リブ402は、同一の高さを有し、この高さはまたリブの長さ、方向に沿って一定である。] 図4A
[0053] 輝度向上フィルム410の第2の実施形態が図4Bに概略的に示されている。この実施形態では、フィルム410のリブ412は、全てが同じ高さでなく、いくつかのリブ412’は、他のリブ412”よりも高い。このタイプのフィルムの例は、St.Paul,Minnesotaの3M Companyから入射可能な輝度向上フィルムのBEFII系である。] 図4B
[0054] 輝度向上フィルム420の第3の実施形態は図4Cに概略的に示されている。この実施形態では、リブ422の高さは、リブの長さに沿って変化する。このタイプのフィルムの例はSt.Paul,Minnesotaの3M Companyから入手可能な輝度向上フィルムのBEFIII系である。] 図4C
[0055] 輝度向上フィルム430の第4の実施形態は図4Dに概略的に示されている。この実施形態では、リブ432の側面の一方又は両方に切子面がある。示されている実施形態では、リブ432の各側面は、2つの切子面434を含む。リブの側面は、異なる数の切子面434を有してもよく、リブ432の一方の側面上の切子面434の数は、リブ432のもう一方の側面上の切子面の数と異なっていてもよい。] 図4D
[0056] 輝度向上フィルム440の第5の実施形態が図4Eに概略的に示されている。この実施形態では、リブ442の側面の一方又は両方が湾曲している。示されている実施形態では、リブ442の両方の側面は湾曲しており、湾曲した側面が頂点444を形成する。] 図4E
[0057] これらの実施形態からの異なる形状が、輝度向上フィルム内で混ざってもよい。例えば、フィルムは1つの湾曲した側面及び切子面がある側面を有する少なくとも1つのリブを含んでもよい。また、切子面がある又は湾曲したリブは、それらの長さに沿って一定の高さを有してもよく、あるいは、それらの長さに沿って高さが様々であってもよく、隣接するリブは異なる高さを有してもよい。更に、頂点及び谷部は先が尖っていても又は湾曲していてもよい。]
[0058] 光変向フィルムは、自由な、光変向表面を含み、これはリブのある表面の形態である必要はなく、また他の形態であってもよい。例えば、光変向フィルムは、二次元のパターンを有する非平面の表面を含むことができ、例えば、多くの角錐構造体が、図5に概略的に示されているように配置されてもよい。この特定の実施例では、フィルム500は、多くの四角錐502で形成されている表面を含む。錐体の表面上の頂角αは、90°であってもよいが、必要な訳ではなく、αの値は90°未満であっても又は90°より大きくてもよい。] 図5
[0059] 他の実施形態では、角錐体は他の数の側面を有してもよい。例えば、角錐体は3つ又は5つの側面を有してもよい。角錐体が3つの側面を有し、頂角が90°である特別な場合では、フィルム表面上の形状は、立方体の角のようであり、コーナーキューブ再帰反射器として作用してもよい。当然、頂角は異なる値をとってもよい。他の実施形態では、異なるタイプの角錐体が単一のフィルム上で使用されてもよく、例えば、異なる数の側面及び/又は異なる頂角を有する角錐体が同一のフィルム上で存在してもよい。他の実施形態では、角錐体は切頭されていてもよい。]
[0060] 本明細書において詳細に記載されたものに加えて、他の形状を有する非平面的表面もまた使用されてもよいことが理解される。光変向フィルム上の形状の例示される実施例の使用は、本発明を本明細書において例示されたこれらの実施例のみに制限することを意図したものではない。]
[0061] 向上した均一性フィルム(EUF)130の、多くの様々な形状及びタイプが光源116とパンチスルー拡散体122との間で使用されてもよい。いくつかの実施例が以下に示されているが、本発明を制限することは意図されていない。EUF 600の第1の実施形態が、図6Aに概略的に示されている。このEUF 600は、その表面上に、リブ602間の平坦な領域604と共に多くのリブ602を含む。リブ602は、全て同じ寸法である必要はなく、幅、ピッチ、高さ及び頂角において様々であってもよい。更に、平坦領域604の寸法は様々であってもよい。] 図6A
[0062] EUF 610の別の実施形態が、図6Bに概略的に示されている。このEUF610は、その表面上に多くのリブ612を含む。この場合では、リブ612は、頂点の代わりに平坦領域614で切頭されている。] 図6B
[0063] EUF 620の別の実施形態が、図6Cにおいて概略的に示されている。このEUF620は、平坦領域624で切頭されている多くのリブ622を含む。更に、リブの側面は多くの小面626を含む。例示された実施形態は、リブ622のいずれかの側面上に2つの小面を有するが、小面の数はまた異なっていてもよい。小面は平坦であっても又は湾曲していてもよい。] 図6C
[0064] 形状の他の組み合わせがEUFのために使用されてもよい。例えば、EUFは、切頭されたリブ間の平坦な領域を組み合わせてもよい。更に、EUFは、リブの代わりに、二次元の光変向構造体、例えば、角錐体又は凸状の形状の他のタイプ、あるいは凹部のあるタイプを使用してもよい。]
[0065] 数値モデル化された実施例。]
[0066] 光の高スループットを維持しながら、照度の均一性を向上するためのパンチスルー拡散体の能力を分析するために、バックライトのいくつかの異なる構成が数値モデル化されている。]
[0067] 拡散散乱は、Henyey−Greensteinの体積拡散モデルを使用して含まれた。このモデルは、2つのパラメータ、すなわち、散乱パラメータ及び散乱異方性係数によって決まる。散乱パラメータ、Uは逆距離の単位(1/mm)で与えられ、散乱中心の密度又は伝搬距離単位当たりの散乱の確率を示す。以下の数値モデルでは、二酸化チタンのビードに使用される一般的な値は、Uチタニア=33であるが、この値は、二酸化チタンに対して想定される負荷により変化してもよい。ポリスチレンのビードに対する散乱パラメータ、Uポリは、モデルパラメータの1つとして典型的に様々であった。]
[0068] 第2のパラメータは、散乱異方性係数Gであり、これは、単一の散乱事象の方向における確率分布を確立する。Gが1に近い場合、散乱分布は、前方方向に集中している。G=0の場合、分布は、球状に対称的であり、G=−1の場合、散乱分布は実質的に後方である。G=0.5の値は、いくらか前方方向に偏向された広い角度分布である。上記のホストのアクリレートポリマー中の二酸化チタン及びポリスチレンに1番適するのは以下である。]
[0069] Gチタニア=0.5及び
Gポリ=0.93
これらの値は、少なくとも部分的に、粒子の寸法、及び粒子とホストとの間の屈折率によって決まる。別途記載がない限り、モデルは上記で設けらるGの値を想定した。]
[0070] 全ての場合において、ランプは、直径3mmであり、平面に配置されていると想定され、下方の反射体は、ランプの中心の平面より5.5mm下にあると想定された。]
[0071] モデリングの1つの目的は、要素のどの組み合わせが、バックライトが薄い場所で高い輝度の均一性を作り出すかを調査することであり、なぜならば、これはバックライトにとって有意な技術的課題の1つとして残っているからである。従来のバックライトでは、バックライトが薄いほど、すなわち、Dの値(背面の反射体とランプの上の第1の層との間の離隔距離)が小さいほど、非均一性が高い。これは、空洞が深いほど、光がランプから横方向に広がるためにより広い空間が提供されるからである。空洞がより狭い場合、光はランプの上の区域上により集中し、その結果、非均一性が増加する。]
[0072] 実施例1:パンチスルー拡散体及び反射偏光子
第1のモデル化実施例は、図8A〜8Cを参照して記載されている。モデルバックライト800は、拡散体の上に反射偏光子804を備えた拡散体802を基準としている。ランプ806は、S=35mmの中心間距離を有し、後方反射体808と拡散体802との間の離隔距離は20mmだった。図8Bは、Uポリの増加値に対して、バックライト800を全域の位置の関数として計算された輝度を示し、これは、拡散体800内のポリスチレンのビードの増加濃度に関連する。Uチタニアの想定値は33mm−1だった。様々な曲線に対するUポリ値は表IIIに記載されている。曲線832は、単一通過透過率65%を有する標準的な拡散プレートの輝度を示す。] 図8A 図8B 図8C
[0073] ]
[0074] 図8Cは、表IIIに記載されたUポリの様々な値に対するD(mm)の関数としての輝度均一性を示す。曲線858は、従来の65%透過拡散体プレートの輝度を示す。
このモデルでは、ポリスチレンのビード濃度が高く、空洞の深さ、Dが比較的大きいとき、パンチスルー拡散体の輝度均一性は標準の拡散体の輝度均一性と同等又はそれを向上する。] 図8C
[0075] 実施例2:輝度向上及び反射偏光子を備えるパンチスルー拡散体
第2のモデル化実施例は、図9A及び9Bを参照して記載される。モデルバックライト900は、パンチスルー拡散体902、反射偏光子904、及び輝度向上フィルム910を有するバックライトを基準としている。輝度向上フィルム910は、50μmピッチで90°の頂角を備える、均一的な高プリズム状のリブを有するプリズム状フィルムとしてモデル化された。ランプ906は、後方反射体908の上に配置された。ランプ906は、S=35mmの中心間距離を有し、後方反射体908と拡散体902との間の離隔距離は20mmだった。] 図9A
[0076] 図9Bは、Uポリの様々な値に対する空洞深さ、Dの関数としての計算された輝度均一性を示し、これは拡散体902内のポリスチレンのビードの増加濃度に関連する。Uチタニアの想定値は33mm−1だった。様々な曲線に対するUポリ値は表VIに記載されている。] 図9B
[0077] ]
[0078] 更に、曲線938、940及び942は、単一の通過透過率60%、65%、70%をそれぞれ有する従来の拡散体の結果を表す。前述の実施例のように、パンチスルー拡散体を使用して得られる照度均一性は、空洞深さ、Dが大きく(>20mm)、Uポリの値が高いとき、従来の拡散体と性能においてほぼ同様である。]
[0079] 実施例3:反射偏光子、輝度向上及びEUFを備えるパンチスルー拡散体
第3のモデル化実施例は、図10A〜10Cを参照して記載されている。図10Aに概略的に示されているモデルバックライト1000は、パンチスルー拡散体1002、反射偏光子1004、及び輝度向上フィルム1010を有するバックライトを基準とした。ランプ1006は、後方反射体1008の上に配置された。ランプ1006は、S=35mmの中心間距離を有し、後方反射体1008と拡散体1002との間の離隔距離は20mmだった。EUF 1012のシートが、パンチスルー拡散体1002の下に配置され、2mmの厚さの透明プレート1014がEUF 1012の下に配置された。] 図10A 図10B 図10C
[0080] EUF 1012は、50μmピッチでリブと共に成形され、リブの間には空間は少しもない。図10Bに示されているように、異なるリブのデザインが使用された。このリブは切頭されたプリズムであり、図6Bで示されているものと同様の形状である。リブの側面は、2つの側面間で角度ωによって表される異なる角度(すなわち、リブが切頭されていない場合に頂角となる角度)で傾斜が付けられている。ωの様々な値が表Vに示されている。] 図10B 図6B
[0081] ]
[0082] 星印の値は、104°及び90°の頂角を有する、図10Bに示された切頭されていないプリズムを示す。] 図10B
[0083] 図10Cは、Uポリ=0.48の値における、様々な形状のEUFに関する、空洞の深さ、Dの関数として計算された輝度均一性を示す。Uチタニアの想定値は33mm−1だった。異なる曲線を作り出すために使用されたEUFの形状は、表VIに記載されている。角度ωは、切頭されていないプリズムの頂角、及びプリズムが切頭されているプリズムの側面間の角度である。] 図10C
[0084] ]
[0085] この実施例で確認できるように、輝度の不均一性は、いくつかの異なるEUFでは、13mmほどの小さい空洞深さDでは非常に小さく、1%未満である。より深い空洞(約20mm及びそれよりも厚い)で1%以下の不均一性が得られた実施例1及び2よりも、これは著しく良好な性能である。]
[0086] 実施例4:反射偏光子、菱面体輝度向上及びEUFを備えるパンチスルー拡散体
第4のモデル化実施例は図11A及び11Bを参照して記載される。図11Aに概略的に示されているモデルバックライト1100は、パンチスルー拡散体1102、反射偏光子1104、及び菱面体輝度向上フィルム1110を有するバックライトを基準とした。ランプ1106は、後方反射体1108の上に配置された。ランプ1106は、S=35mmの中心間距離を有し、後方反射体1108と拡散体1102との間の離隔距離は20mmだった。] 図11A
[0087] 菱面体輝度向上フィルム1110は、錐体1112が図11Bに示されるような三角形の基部を有したことを除き、図5に示されるもののようであった。三角形の基部は0.1mmであり、角錐体の高さhは0.055mmであり、角度αは78°だった。したがって、角錐体はコーナーキューブを形成しないが、コーナーキューブよりも、更に鋭く尖っていた。] 図11B 図5
[0088] 様々な値Uポリに対して図11Cに示されている輝度均一性は、0mm−1(曲線1120)、20mm−1(曲線1122)、50mm−1(曲線1124)、及び100mm−1(曲線1126)である。確認できるように、均一性は、Uポリの様々な値の全てに対して1%以下に達する。興味深いことに、均一性は、より薄い空洞深さでは、Uポリの低い値に関して(ポリエステルのビードの濃度が低い)、ポリエステルのビードの濃度がより高いところより1%以下に下がる。また、1%未満の均一性が、空洞の深さが17mmで、EUFを使用せずに得られたということに注目されたい。] 図11C
[0089] 実験例
(実施例5)
輝度及び輝度均一性は、拡散体の下にEUFが、並びにプリズム状の輝度向上フィルム及び反射偏光子が拡散体の上にある状態で、図10Aに示されているようなフィルム組立品に対して測定された。全ての場合において、プリズム状の輝度向上フィルムは、BEFIII−10Tであり、反射偏光子フィルムは、多層光学フィルム偏光子、モデルDBEF−D400であり、両方ともSt.Paulの3M Companyより入手可能である。試験台は、中心間距離35mm上の直径3mmの冷陰極蛍光灯を使用した。ランプの中心は、Sonyのモデル番号KDL−40XBR4テレビから取られた拡散反射体の上5.5mmだった。Dの値(反射体からランプの上の最も下方のフィルムまでの距離)は13mmだった。] 図10A
[0090] このフィルム積層体に対応する光学データは、CCD撮像光度計、放射計、及び比色計(Duvall,WAのRadiant Imaging IncからのModel PM−1613F)を使用して収集された。CCDカメラは、輝度対フィルム積層体上の位置のデータを提供した。均一性の値は、以下の未加工のデータから計算された。最初に、位置データは、試験台の使用可能な面積の平均横断面を提供するために、ランプの長軸に垂直な方向で平均化された。次いで、この横断面データのローリング平均が、最初の横断面データから引かれ、試験付属品に関する振動を示す。相対輝度値としての均一性が次いで、平均輝度で除した振動の標準偏差として計算され、パーセントで報告された。]
[0091] 相対輝度の振動は、図7のバックライト組立体の2つのランプ全体の位置の関数として示されている。水平軸は、フィルム積層体の面全体の相対位置の基準であり、縦軸は、上記の相対輝度の計算された振動である。輝度の曲線は、以下の表VIIに記載された様々なフィルムの組み合わせに対応する。] 図7
[0092] ]
[0093] 「EUF」とラベル付けられた縦列は、図10Aに示されているEUF1012の位置に使用されたフィルムを記載している。曲線700は、その位置でいずれのフィルムも無くして得られた。「EUF8」は、図10Bで曲線1020によって記載されたもののように、104°のω値を有するEUFフィルムを指す。100−BEFは、100°の頂角を有する、図3Aに示されたフィルムのように成形されたプリズムフィルムである。] 図10A 図10B 図3A
[0094] 「拡散体」とラベル付けされている縦列は、図10Aに示されている拡散体1002の位置に使用された拡散体を指す。「65%拡散体プレート」は、Sony model KDL−40XBR4内に見出されたものと類似の、テレビから得られた2mmの厚さの従来の拡散体プレートだった。PTD1は、その配合物が上記の表IIに記載されているパンチスルー拡散体である。寸法は、PTD1拡散体の厚さを指す。PTD1拡散体を使用するこれらの配置では、2mmのアクリルプレートが、支持のためにEUFフィルムの下に配置された。Dの値は、このプレートの下面まで測定された。] 図10A
[0095] 図7のグラフ及び表VIIから確認できるように、最良の均一性は、EUFとして使用される100°のプリズムフィルムを備える25μmの厚さのPTD1拡散体に対して得られた。僅か13mmの空洞深さで、均一性は1%より良かった。このように、パンチスルー拡散体は、LCDパネルの照明を均一にするためにバックライト内の光を拡散するのに有効である。] 図7
実施例

[0096] 本発明は、上記の特定の実施形態に限定されると考えられるべきではなく、むしろ添付された特許請求の範囲に適正に記載されるように、本発明の全ての態様を網羅すると理解されるべきである。本明細書を検討すれば、本発明が適用可能であっても良い様々な変更、等価の処理、並びに多数の構造が、本発明が対象とする技術の当業者には容易に明らかになるであろう。特許請求の範囲はこのような変更例及び装置を網羅しようとするものである。例えば、光変向表面は、位置、形状、及び/又はサイズがランダムである光変向要素を有する表面を含めて、本明細書で詳細に論じられていない多くの異なる種類の形状を取ってもよいことを理解すべきである。更に、上記で述べられた代表的な実施形態は、照射光を反射的に変向する光変向表面に関するが、その他の実施形態は、照射光を回折すること、又は、反射と回折の組み合わせによって、照射光を変向することができる。]
权利要求:

請求項1
第1の側面及び第2の側面を有する第1のフィルムであって、前記第1のフィルムは、前記第1の側面で光によって照射されたとき、第1の割合の広く拡散した透過光、及び第2の割合の狭く拡散した透過光によって特徴付けられる、第1のフィルムと、前記第1のフィルムの前記第2の側面に配置された第2のフィルムであって、前記第2のフィルムは、少なくとも1つの自由な光変向表面を有する、第2のフィルムと、を含む、光学デバイス。
請求項2
前記第1の割合が、s1の拡散の半角によって特徴付けられ、前記第2の割合が、s2の拡散の半角によって特徴付けられ、比s1/s2が3より大きい、請求項1に記載のデバイス。
請求項3
前記比s1/s2が5より大きい、請求項2に記載のデバイス。
請求項4
前記比s1/s2が10より大きい、請求項2に記載のデバイス。
請求項5
前記第2の割合での前記光学パワーで除された前記第1の割合での前記第1光学的パワーの前記比が1〜10である、請求項1に記載のデバイス。
請求項6
前記第1のフィルムの前記第1の側面に配置された第3のフィルムを更に含み、前記第3のフィルムが光を変向する少なくとも1つの自由表面を有する、請求項1に記載のデバイス。
請求項7
前記光変向表面が、実質的に軸上で入射する、前記第1のフィルムを透過した前記光の50%超を前記第1のフィルムの方へ戻るように反射する、請求項1に記載のデバイス。
請求項8
前記光変向表面が、軸上に中心がある幅s2の角度の円錐の範囲内で入射する前記光の50%超を反射する、請求項1に記載のデバイス。
請求項9
前記光変向表面が、前記透過光の少なくとも一部を20°超回転させる、請求項1に記載のデバイス。
請求項10
前記第1のフィルムが、透明材料に組み込まれた拡散粒子の第1のセットを含み、前記拡散粒子の第1セットが、第1の割合の拡散に関連する、請求項1に記載のデバイス。
請求項11
前記第1のフィルムが、前記透明材料内に組み込まれた拡散粒子の第2のセットを更に含み、前記拡散粒子の第2のセットが、前記第2の割合と関連している、請求項10に記載のデバイス。
請求項12
前記第1のフィルムが、前記第2の割合に関連する拡散表面を更に含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項13
前記第2のフィルムが、前記第1のフィルムと反対方向を向く複数のリブを表面上に含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項14
前記リブの少なくとも1つが、頂点を形成する2つの平坦な側面を有するプリズム状のリブである、請求項13に記載のデバイス。
請求項15
第1のリブが第1の高さを有し、第2のリブが前記第1の高さとは異なる第2の高さを有する、請求項13に記載のデバイス。
請求項16
前記リブの少なくとも1つが、前記リブの長さに沿って変化する高さを有する、請求項13に記載のデバイス。
請求項17
前記リブの少なくとも1つが、切子面がある側面を有する、請求項13に記載のデバイス。
請求項18
前記リブの少なくとも1つが、湾曲した側面を有する、請求項13に記載のデバイス。
請求項19
前記第1のフィルムの前記第2の側面に近接して配置された反射偏光子を更に含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項20
前記第1のフィルムの前記第1の側面に配置された反射体と、前記反射体と前記第1のフィルムとの間に配置された少なくとも1つの光源と、を含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項21
前記第1のフィルムの前記第2の側面に近接して配置された液晶ディスプレイ(LCD)パネルと、前記LCDによって表示された画像を制御するための、前記LCDパネルに結合されたコントローラと、を更に含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項22
第1の側面及び第2の側面、並びに0.5〜3の散漫散乱光学密度を有する第1のフィルムと、前記第1のフィルムを透過した光を変向する少なくとも1つの自由光変向表面と共に、前記第1のフィルムの前記第1の側面に近接して配置された第2のフィルムと、を含む、光学デバイス。
請求項23
前記第1のフィルムの第2の側面に配置された第3のフィルムを更に含み、前記第3のフィルムが光を偏向する少なくとも1つの自由表面を有する、請求項22に記載のデバイス。
請求項24
前記光変向表面が、実質的に軸上で入射する、前記第1のフィルムを透過した前記光の50%超を前記第1のフィルムの方へ戻るように反射する、請求項22に記載のデバイス。
請求項25
前記光変更表面が、前記透過光の少なくとも一部を、20°超回転させる、請求項22に記載のデバイス。
請求項26
前記第1のフィルムが、透明材料に組み込まれた拡散粒子の第1のセットを含み、前記拡散粒子の第1セットが、第1の割合の透過光を拡散するのに関連する、請求項22に記載のデバイス。
請求項27
前記第1のフィルムが、前記透明材料内に組み込まれた拡散粒子の第2のセットを更に含み、前記拡散粒子の第2のセットは、第1の割合の拡散の半角未満の拡散の半角を有する第2の割合の透過光と関連している、請求項26に記載のデバイス。
請求項28
前記第1のフィルムが、前記第1の割合の拡散の半角未満の拡散の半角を有する、第2の割合の透過光と関連している拡散表面を更に含む、請求項26に記載のデバイス。
請求項29
前記第2のフィルムが、前記第1のフィルムと反対方向を向く複数のリブを表面上に含む、請求項22に記載のデバイス。
請求項30
前記リブの少なくとも1つが、頂点を形成する2つの平坦な側面を有するプリズム状のリブである、請求項29に記載のデバイス。
請求項31
第1のリブが第1の高さを有し、第2のリブが前記第1の高さとは異なる第2の高さを有する、請求項29に記載のデバイス。
請求項32
前記リブの少なくとも1つが、前記リブの長さに沿って変化する高さを有する、請求項29に記載のデバイス。
請求項33
前記リブの少なくとも1つが、切子面がある側面を有する、請求項29に記載のデバイス。
請求項34
前記リブの少なくとも1つが、湾曲した側面を有する、請求項29に記載のデバイス。
請求項35
前記第1のフィルムの前記第2の側面に近接して配置された反射偏光子を更に含む、請求項22に記載のデバイス。
請求項36
前記第1のフィルムの前記第2の側面に近接して配置された液晶ディスプレイ(LCD)パネルと、前記LCDによって表示された画像を制御するための、前記LCDパネルに結合されたコントローラと、を更に含む、請求項22に記載のデバイス。
請求項37
入力光によって照射されるとき、第1の広い拡散の割合及び第2の狭い拡散の割合を形成することによって、光を拡散するための光拡散手段と、前記光拡散手段を透過した光の少なくとも一部を変向するための第1の光変向手段と、を含む、光学デバイス。
請求項38
前記第1の光変向手段が、前記光拡散手段を透過した光の一部も反射する、請求項37に記載のデバイス。
請求項39
前記光拡散手段へ入射する前に、光の少なくとも一部を変向するための第2の光変向手段を更に含む、請求項37に記載のデバイス。
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